北欧視察・ドイツ国際福祉機器展

 1回の出張で2つの用件を済ませてきました。期間は2000年10月10日〜21日の約2週間です。


岐阜県北欧(スウェーデン・マルメ)海外連携フォローアップ調査

 岐阜県は、障害者への住宅改造や補助機器(福祉機器)改良の新しい制度作りの見本として、北欧(スウェーデン・マルメ)海外連携調査を行った(2000年5月)。

 その後、具体案を作成するにあたって、「住宅改造・補助機器改良検討チーム」を設置するとともに(2000年9月設置)、フォローアップ調査を行った(2000年10月11日〜17日)。

 私も、検討チームの座長に就任し、このフォローアップ調査の団員として視察に行った。詳細は、別途記載


REHA CARE 2000 International

 県の調査後、他の調査団員の皆さんと、ドイツ・フランクフルト空港で別れ、そのままドイツに滞在した。目的は、標記の福祉機器展の視察のためである。

 この展示会は、これまで2年に1度、デュッセルドルフで行われており、このパターンで行くと、2000年は開催されない年でった。しかし、ミレニアムイヤーであるこの年は開催された(毎年開催に変わったという噂もあり)。

 展示会は、2000年10月20日〜23日にメッセ・デュッセルドルフで開催された。 印象としては、それほど(これまでに聞いたほど)大きくなかった。現地で合流した知人(これまでにも数回来ている)に聞いても、例年より規模が小さいと行っていた。


〜旅・雑感〜

 今回、当初の予定はドイツの福祉機器展のみであった。そのプラニング中に、県から座長就任と視察同行の依頼を受けて、急遽、1ヶ月前に予定を変更した。

 県の調査同行中(現地の移動と宿泊)に関しては、県において一緒に手配してもらったが、航空券をはじめその他の宿泊を初めて自分で手配する、一部一人旅であった。宿泊は、知人などに頼りながらだったものの、DB(ドイツの国鉄)にも一人で乗り、帰りの日本へのフライト(ANA。ちなみに機材はポケモンジェット)も1人であった。

 帰ってから、パスポートを見てみると、昨年CTG視察で初めて海外へ出国した日も、今回帰国した日も10月21日。そう、丸1年の間で3回・約4週間の海外視察であった。


中部学院大学 人間福祉学部井村 保imura@rel.chubu-gu.ac.jp
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